児童の様子

6年生 理科「生物どうしの関わり」 7月7日(水)

 

 

 

 

 

 

 6年生の理科では「生物どうしの関わり」について学習しています。今日は、メダカの餌であるプランクトンについて、顕微鏡を使って観察しました。プランクトンは大きく二つの種類に分けられます。ミジンコなどの動物性プランクトンとミカヅキモなどの植物性プランクトンです。子供たちは、顕微鏡でしか見ることのできないミクロの世界に興味津々で、驚きの声をあげて何度も顕微鏡を見返しながらノートに写していました。

 先日テレビを見ていたら、ある会社がミドリムシからつくられたバイオ燃料で飛行機を飛ばす実験に成功したというニュースをやっていました。数年前には、山形県のベンチャー企業が、たんぱく質をもとにしてクモの糸を人工合成し、実用化することに成功したという新聞記事を見ました。航空機や建築、医療、衣類など様々な分野に応用可能ということで、用途は無限だとのことです。

 自動車の動力も、化石燃料から電気にシフトしつつあるなど大きな転換点を迎えている現状ですが、電気は発電する際の様々な問題が議論されています。それに比べて、生物由来の新たな燃料や素材はまさに「夢の」という修飾語がぴったりです。世の中の仕組みが大きく変わろうとしている今、「実用化」というキーワードのもとに、毎日の授業に興味関心を深めていってほしいものです。 (文責 海寳)