児童の様子

4年 平和学習「白旗の少女」 7月8日(金)

 4年生は、2時間目の道徳の時間に、平和学習の一環として「白旗の少女」を題材にした「いのちの学習」を行いました。

 「白旗の少女」は、太平洋戦争の末期、日本最大の激戦地であった沖縄本島の南部で、わずか七歳の少女が、家族を失い、たった一人で戦場をさまよったあげく、偶然めぐりあった体の不自由な老夫婦の言葉で、生きることをあきらめずに、白旗を持って一人でアメリカ軍に投降するという実際にあったお話です。

 4年生には、かつて日本に戦争があったことも知らない子もいて、なかなかイメージがつかなかったようです。それでも、お話がマンガになっていて、わかりやすくなっていたことで、少しずつ命の尊さや大切さについて、自分の考えを発表できる子も出てきました。次回は、身近な「平和」についても考えてみてもいいかもしれません。 (文責 海寳)