校長日記

学校に子どもたちの笑顔が戻ってきました!

 夏休みが終わり、今日から学校生活がスタートしました。どの子も笑顔いっぱいで登校し、学校に活気が戻ってきました。学校の主役は子どもたちであることをあらためて感じています。

  今年は44日間という長い夏休みでしたが、心配された交通事故や水の事故もなく、全児童がそろって9月を迎えられたことをとてもうれしく思います。職員も元気な子どもたちと久しぶりに会い、「子どものためにがんばるぞ!」という気持ちでいっぱいです。

  ただ、子どもにとってこの9月のスタートは夏休みの生活とのギャップが激しく、一般的にストレスがたまりやすい時期です。全国的にみても登校できない子どもや自殺する子どもが増える傾向があり、新島小の子どもたちも同様のことが起こりうると考えています。

 このことを踏まえ、本校では子どもたちが安心して学校生活が送れるよう、少しずつゆっくりとスタートしていくようにします。また、職員は子どもの表情や言動をいつもより入念に観察し、気になる子には声をかけながら、ていねいに関わっていくようにします。

  お子様のことで、「元気がない」「何だか表情がさえない」「学校でうまくいっていないようだ」など気になることがありましたら、まずは保護者や家族の方がお子様の話をよく聞いてあげてください。そして、お気軽に学校へご相談ください。本校にはスクールカウンセラーも配置されていますので、専門的な視点から話を聞くこともできます。

  子どもは心に不調が生じると、必ずSОSのサインを出します。大切なのは、そのサインを大人が見逃さないこと。特にこの9月は、大人がサインを早く見つけて、愛情を注いでいく必要があります。家庭と学校が連携し、できることを早期に考えて対応していきましょう。

 これからも学校は子ども一人一人の心に寄り添いながら、一生懸命にがんばってまいります。本校教育への変わらぬご協力をお願いいたします。