わくわく♡ドキドキ東大戸show!(R2)

2020年12月の記事一覧

データをもとに

5年生理科「ふりこの動き」より

みんなでブランコ遊びから学習がスタート!
次に、ビー玉、鉄の玉、木の玉を使ってマイふりこを作って自由に遊びました。
 

 
友だち同士でリズムを合わせたり、様々な曲に合うようにふりこの動きを調節したりしているうちに、「ふりこの1往復する時間」が変えられることが分かってきました。
そこで、こんな学習問題を設定。

みんなで関係していそうな条件を整理して、予想をたてました。
 


さあ、これを確かめるための実験です。
調べる条件以外は、全て同じにして実験を行います。
ただ、実験には「誤差」がつきもの。
そこで、次のように「平均」をもとに考えることにしました。

①10往復する時間を3回はかって、それを合計する。
②10往復する時間の平均を求める。
③1往復する時間の平均を求める。
 

 
各グループの結果を共有して、より多くのデータをもとに考察することができるようにもしました。
 

 
複雑な実験も、見事なチームワークで正確に行える5年生。
データをもとに、的確に考察できる力も育ってきています。
その結果・・・。
多くの5年生が、「ふりこの1往復する時間に関係するのはふりこの長さだけ。おもりの重さやふれはばは関係ない。」ことに驚きをかくせない様子でした。

Sさんの感想より。
★まさか、ふりこの長さだけが関係しているとは思わなかった。自分の予想は、おもりの重さ、ふりこの長さだったから、結果と比べるとおしかった。けど、なんで「ふりこの長さ」だけ?

このように、さらに疑問や興味を広げていけるのも5年生のいいところ。
「科学する心」・・・すばらしい!