わくわく♡ドキドキ東大戸show!

負けると、うれしい♡

「負けると、うれしい♡」

6年生のTさんが、こう言いました。

昨日の児童集会「王様じゃんけんゲーム」のことです。

1年生から4年生が、5・6年生にチャレンジ。
じゃんけんで、5年生に勝ち、6年生に勝ち、最後に王様に勝つと、宝物の黄金シールがもらえるというルールです。
「じゃんけん3連勝」で宝物ゲット‼
 
5・6年生からすると、「自分がじゃんけんで勝つ」ということは、「下級生が宝物をもらえるチャンスをはばむ」ことになる。
う~ん、ちょっとフ・ク・ザ・ツ。
だから、Tさんのこの言葉なのです。

「負けると、うれしい♡」

優しいTさんらしいです。
きっと、楽しそうな笑顔の奥で同じように感じていた5・6年生が多かったことでしょう。
 

 

 

 

 

 
負けたら最初からやり直しだから、何度も運動場を行ったり来たりする下級生がたくさんいました。
運よく、最初の5年生に勝ち、次の6年生にも勝ち、最後の「王様」に勝つと…。
 

 
宝物の黄金シールをゲット~!
中には、二つも宝物を手に入れた強者も⁉
 
じゃんけんは、勝つか負けるかは時の運。
それが「3回連続で勝つ」となると、思ったより難しいものです。
でも、これだけ多くの下級生が宝物を手にすることができました。
5・6年生の思いやりが伝わったからでしょう。
 
ゲーム終了後に王様が言いました。
「勝つと何だか申し訳なくて…。」
「たぶん勝つよりも負けた方が多かったかも。よかったです。」
やっぱり優しい上級生でした。
 
寒さを吹き飛ばす、全校でわくわくできる楽しいひとときでした。
レクを企画してくれた児童会のみんな、ありがとう♡