わくわく♡ドキドキ東大戸show!

着衣泳

 7月9日に、今年度の水泳学習の締めくくりとして「命を守る」着衣泳の学習を行いました。猛暑で熱中症警戒アラートが発令されていたこともあり、予定よりも時間を前倒し、短縮した中での実施です。また、講師として、今年度も消防士の方がボランティアで参加してくださいました。

  着衣泳は、日常生活を送る中で、誤って落水してしまったときの対処方法を学ぶものです。子どもたちは服を着たまま水に入ることで、濡れた服の重さや水の抵抗の大きさなど、普段の水着による水泳では知ることのできない「体が自由にならない感覚」を体感し、表情を引き締めていました。

 また、講師の方からは、落水時にまずどのように対応すれば良いかなど、実演を交えながら丁寧に指導していただきました。

 具体的には、まず、身の回りにある「浮き具」について、クイズ形式で説明。そして、長時間体力を保持しながら救助を待つために適した「せうき」について教えていただきました。

 説明を聞いたら、ついに実際の着衣泳です。まず、ペットボトルなどを使って「せうき」を練習した後、実際に救助が来るまでの時間(※上学年7分間、下学年5分間)浮いていることにチャレンジしました。
 ほとんどの児童が、「浮いて待つ」ことができました。中には、何も持たないまま「浮いて待つ」ことができた児童もいます。

 ○1・2校時には、上学年(4~6年)が行いました。

 

 

 

 

 

  ○2・3校時には、下学年(1~3年)が行いました。

 

 

 

 

 

 何事でも「万が一」が起こらないに越したことはありませんが、起こってしまったときに「想定外」になってしまっては取り返しが付きません。東大戸小学校では今後も「万が一」を想定した訓練に取り組んで行きたいと思います。

 お休みのところボランティアとして参加してくださった消防士のみなさん、本当にありがとうございました。