わくわく♡ドキドキ東大戸show!

しあわせを感じる「あいさつ」

今日は、こどもの日。
子どもたちの幸せを願う記念日に、幸せを感じる「あいさつ」について。

始業式と入学式で校長から子どもたちに呼びかけたこと。

~気持ちのよいあいさつと返事をしよう!~

あれから一か月。
着実にその成果が出てきています。
 

 
4月は児童会役員のみんなが、毎朝さわやかなあいさつを広めてくれました。
各教室でも、登下校中でも、気持ちのよいあいさつや返事が響いてきて、わくわく♡ドキドキ感が高まっています。
みんなが「あいさつはいいもんだ!」ということを実感できているのは、とてもうれしいことです。

きっと、ご家族の間でも、気持ちのよいあいさつが交わされていることでしょう。

もっとあいさつがしたくなる素敵な文章を紹介します。

日野原重明 著「十歳のきみへー95歳のわたしから」より。
ー第4章 家族のなかで育まれるものー
・・・
きみがことばをおぼえ始めるずっと前から、きみは自分の名前のその次に、「おはよう」とか「おやすみ」とか「ありがとう」のあいさつをくり返し聞いて大きくなったのでしょう。
あいさつのことばはどれも、そこにはすでに気持ちや感情がこめられています。
ただ音がならんでひとつのことばのかたまりをつくっているだけだとは、わたしはどうしても思えないのです。
きみはきっと、「おはよう」の明るいリズムから朝のさわやかさを感じるようになり、「ありがとう」のやさしい声からしあわせを感じるようになってきたのではないかと思えるのです。
「ただいま」
と学校から帰ってきても、家の奥から、
「おかえり」
の声が返ってこない日がきみにもあるのでしょうか。
そんなときはすこしさみしいですね。
あいさつはおたがいに呼びかけ合うことばですから、返事がかえってこないと、よけいにさみしくなります。
でも、お父さんもお母さんも昼間は働いていて家にいないのであれば、それもしかたがありませんね。
それならば、せめてお父さんやお母さんが帰宅したときには、
「おかえり!」
と元気に声をかけてあげてください。
きみのそのひとことで、一日の仕事のつかれもきっとふき飛ぶことでしょう。
にっこりと笑顔で顔を見合わせたそんな瞬間に、
「なんだか家族っていいもんだな」
とふと思えたりするから、またうれしいものです。
あいさつというのは、ほんとうにいいものでしょう。
機会があれば、いえ、ぜひ機会をたくさんつかまえて、日に何度でもあいさつを声に出してみてください。