わくわく♡ドキドキ東大戸show!

Iさんに聞く

5年生の総合的な学習の時間。
★福祉について考えよう No.6★

今回は、スペシャルゲストとして、目に障がいをおもちのIさんと、社会福祉協議会のYさんをお招きしました。
 
目が見えないIさんが、実際にどのような生活をしていらっしゃるのか。
ご本人から直接お話を聞ける貴重な機会でした。

「白杖(はくじょう)」を頼りに街中を歩いていること。
点字ブロックや手すりがあると安心なこと。
バスや電車を乗り継いでお仕事に行っていること。
電子レンジなどを上手に使ってお料理をしていること。
パソコンを使って文章も書けること。
ご自身の努力や工夫、様々な道具の利用で、目が見えなくてもできることがたくさんあることを教えてくださいました。
 

 
身の回りには「点字」が打ってあるものがけっこうあります。
おかげで目が見えなくても、それらを安全に使える。
このことを、Iさんは、現物を紹介しながら教えてくださいました。
 

 

 

 

 
事前にみんなが書いた点字の文章も、その場で読んでくださいました。
 

 

 
最後は、教室から校長室まで、Iさんの案内をさせていただいた5年生。
歩く速さや言葉かけに気を配り、Iさんが安心して歩けるように努めていました。
 

 
【授業後の感想より】
目の不自由な方は、不便なことが多いと思っていたけど、Iさんのお話を聞いて、機械の音が鳴ったり、道具や物などに点字がついていたりしていて、昔よりもっと便利になっていて、ぼくたちと同じようにくらしていることがわかった。
目が不自由でも、みんなの支えややさしさで元気になれるんだなと思った。
目な不自由な方に会ったら、進んで声をかけようと思った。

Iさんは、目が見えない人は「大丈夫ですか」と話しかけられるとうれしいとおっしゃっていたので、白杖を持っている人を見かけたら、積極的に声をかけていきたいです。
これまで目の不自由な方の生活を知らずにいたのですが、この学習を通して、生活の様子やどうすればいいのかもわかったので、人助けを多くしていきたいです。

私はIさんのお話を聞いて、今の生活のありがたみを強く感じられました。
これからは、体の不自由な方のことを考えて生活していけるといいなと思いました。
体の不自由な方に、やさしく声をかけていきたいと思います。

Iさんに聞く。
この授業での学びは、5年生のこれからに必ず生きていくはずです。