日誌

令和6年度 入学式

HP等への写真掲載許可の確認がとれましたので、行事等の記事掲載を再開します。

 令和6年4月9日(火)荒天が心配されましたが、新入生が登校する頃には雨も弱まり、無事に入学式を行うことができました。呼名の際には、一人一人が大きな声で堂々と返事をすることができ、とても立派な態度でした。その姿勢から、中学生としての「やる気」も感じました。これからの中学校生活を、先輩たちも先生方もサポートしますので、みんなで楽しい学校生活にしていきましょう。

歓迎の言葉 在校生代表 武田のどか

 春の嵐も過ぎ去り、小鳥のさえずりと心地よい風に春の訪れを感じる今日の佳き日、佐原第五中学校に46名の新入生を迎えることになりました。新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。私たち在校生一同、皆さんと会える今日という日を楽しみにしていました。

 少し大きめの制服に身を包んだ新入生の皆さんは、今どのような気持ちでしょうか。わくわくしながらも緊張や不安を感じていることと思います。私は、新しい挑戦をするときは、失敗を恐れ、なかなか実行する勇気が出ませんでした。しかし、先輩方の頑張っている姿や、先生方の助言に勇気をもらい、前に一歩踏み出すことができました。中学校は、小学校よりも自分たちで考え行動することが多くなります。その一つに「五中ファイブアクション」があります。「挨拶」「時間」「清掃」「読書」「歌声」の5つについて、自分たちで見直し、改善策を考え、全校に呼びかけ、生徒みんなで学校生活がより良いものになるように取り組んでいます。

 特に「歌声」では、毎年行われるコーラスフェスティバルや合唱コンクールに向けて取り組んでいます。初めは声を出すことに躊躇していましたが、声を出し歌うことやハーモニーの楽しさを感じられるようになりました。練習を重ねていくうちに、一体感のある個性あふれる歌声へと進化していきました。歌声を通して絆が生まれ、みんなの気持ちが一つになる喜びや達成感を味わうことができ、私の中でとても大きな財産になりました。

 皆さんも文化祭や体育祭、日々の部活動など、新しい試みには何事も勇気を出して挑戦してみてください。これから、新しい環境での生活が始まります。思い通りにならない時、どうしてよいかわからず先が見えない時は、一人で抱え込まないでください。あなたの周りには、やる時はやる先輩方や頼れる先生方、支えてくれる保護者の方々がいます。そして、同じような悩みをもったたくさんの仲間たちがいます。あなたの気持ちを打ち明けてみてください。みんなで支え合い、助け合いながら楽しい中学校生活を送っていきましょう。

 最後になりますが、中学校生活というのは、あっという間に過ぎ去っていきます。日々感謝の気持ちを忘れず、笑顔の絶えない3年間にしましょう。皆さんの健康と活躍を願って「歓迎の言葉」といたします。

誓いの言葉 新入生代表 鈴木喜統

 柔らかな春の日差しを感じる今日の佳き日、僕たち46名は、香取市立佐原第五中学校に入学いたします。

 本日は、ご来賓の皆様をはじめ、先生方や先輩方、そして家族に見守られる中、このような素晴らしい入学式を行っていただき、ありがとうございます。新しい学校、新しい出会いに緊張もありますが、期待の気持ちでいっぱいです。

 僕が今、一番楽しみにしているのは部活動です。チームワークを大切にし、「できるまでやればできる」の精神で頑張りたいです。そして、一番大事にしたいのは友だちです。小学校では、1クラスの少ない人数でしたが、中学校ではたくさんの同級生がいます。仲間がいる喜びを感じながら、お互いを尊重し合い、助け合って、様々な困難や壁を乗り越えながら、たくさん成長していきたいです。

  校長先生をはじめ、先生方、先輩方、3年間という短い時間ですが、大きな夢をもって、新しい一歩を踏み出した僕たちを、どうぞよろしくお願いします。初めてで分からないことがたくさんあると思いますが、時に優しく、時に厳しく、ご指導をお願いいたします。

 最後になりますが、僕たちは、これから始まる中学校での生活を、質実剛健、文武両道を目標に健やかにたくましく、勉強や部活動、行事などの様々な活動に励みます。そして、どんなことにも全力で取り組み、積極的に楽しんでいくことを誓います。