学校から

モーニングミュージック 5月17日(火)

 本校では、朝の登校時間から8時まで校内に音楽を流しています。

 昨年の秋からは村松健さんの1986年のリリース「Winter Music~白銀は招く~」から「スキーに幸あれ」をかけていました。透明感あふれるピアノインストゥルメンタルで、軽快な中にもしっとりとした情感あふれるメロディーラインが耳奥に残ります。雪の朝の静寂、風のそよぎ、静かに降り積む雪、これから一日が始まるワクワク感など、ほんとうに気分が良くなる時間でした。

 今日からは新たな曲に変わりました。「サイダーハウスルール」という1999年制作のアメリカ映画のテーマ曲です。これもピアノインストゥルメンタルにオーケストラがバックを務める名曲です。

 子供たちは曲が変わったことにすぐに気づき、「落ち着く~」と言っていました。これからしばらくはこの曲で一日が始まります。良い一日のスタートにしてください。

 この「サイダーハウスルール」の曲との出会いは、以前毎年欠かさずに行っていたコンサートです。バイオリニストの葉加瀬太郎さんやピアニストの加古隆さんなど、テレビ番組の主題歌やCMなどで有名な曲の作曲家や演奏家が勢ぞろいする「ライブイマージュ」というコンサートです。

 もともとは「image(イマージュ)」という2000年に発売されたイージーリスニングのコンピレーションアルバムでした。その後、参加したアーティストが集まって、アルバムを出すたびにコンサートを行っていたのでした。もう20回を数えます。

 「サイダーハウスルール」はこのコンサートの始まる前に、場内に流れていた会場BGMでした。何とも心地の良いピアノの旋律が、これから始まるコンサートへのワクワク感を予感させてくれたのでした。

 わらびが丘小の児童の皆さんも、心地よい音楽で素晴らしい一日のスタートを切ってほしいものです。 (文責 海寳)