西小学校の様子をお知らせします

能楽ふれあい体験

 毎年行っている芸術鑑賞教室、本年度は「能楽体験」を5・6年生が行いました。国語や社会科で学習はしてあるものの、あまりなじみのない能楽でしたが、実際に舞や謡を見たり聞いたりすると本物の迫力に圧倒されました。謡の方から始まり、「羽衣」と「船弁慶」は謡と笛と小鼓と舞を見せていただきました。

 次はグループに分かれて、小鼓や仕舞を体験します。始めと終わりは正座をして礼から始まり礼に終わりました。子どもたちも真剣に話を聞き、教えていただいた仕舞の動きをしたり小鼓を打ったりしました。

 最後は、全員で「高砂」の謡を講師の方の後に続いて謡いました。コロナ禍でなければ、能面の体験もできたのですが、代表して先生方が体験させていただきました。能面をつけると視野がとても狭く、さらに重い衣装をつけて踊る舞はとても大変だと感じました。フィナーレは「土蜘蛛」という演目で蜘蛛の精が糸を投げるところは圧巻でした。

 実際に体験させていただくことで、能楽という日本の伝統文化に触れることができた時間でした。