西小学校の様子をお知らせします

2023.04.27(木)授業の様子から「考え続ける子どもたち」

考えることを苦にしない子どもたち

~ 既習事項を生かして主体的に取り組む西小っ子 ~

担任の先生や専科の先生と授業をともにしながら

主体的に取り組む児童の様子を見てきています

今日はその中からいくつかを紹介します!

3年生の実践紹介 算数「10を超えるかけ算」

3年生はこれまでの「かけられる数」「かける数」に着目して考える授業をベースに

自分なりの考え方で問題をといていきました

多い子でなんと「24パターン」も考えることができました 

先生から指名された子たちは 実物投影機にうつしだし

ていねいに説明していました

ここでポイントは 聞いている子たちの真剣な目です

自分のノートと友達の考えを比較しながら聞いているのです

説明中にそばにいると「ほら同じ考えだよ」と耳打ちしてくれる子もいます

「さくらんぼ風計算」「くずして考える計算」「ふしぎな筆算」など

クラス内でつうじる考え方に名前をつけています

もっと考えたい!もっと深めたい!

双方向のシェアリングをとおして学ぶ3年生!

授業はさらに九九計算表に発展していきます!

教科書から切り出した表に答えを記入しながら

子どもたちはさらに考えを深めていきました!

 

5年生の実践紹介 算数「直方体の体積」

1cmかける1cmの立方体を「1㎤」だと前の時間に学んだ5年生

26日の授業はそこからスタートしました

先生が1㎤の立方体をたくさん用意してくれたので

実物を操作しながら考えることができる授業でした

5年生の算数は 今日の問題・思考のヒントカードなど

主体的に取り組めるように先生が工夫したミニカードを用意しています

カードをもらった子どもたちはすぐに考え始めていました

教室ルールで ヒントカードを使わずに考えることも認められています

自分たちひとりひとりで解決した後に全体でシェアリングしました

5年生ではホワイトボードを活用しています

先生から指名されたメンバーがそれぞれの考えを記入しました

「この人は どんな考えなのでしょうか」先生の問いかけに

積極的に答えています!

どの子も集中して意見交換をしていたのが印象的です

 先生が最後に提示したのはこのボードです

そのあとに ペア学習・グループ学習を行いながら

各自の考えを交換し合いました

直方体の体積は「たて×よこ×たかさ」

立方体の体積は「一辺×一辺×一辺」とまとめまで時間内に進められました

 

6年生の実践紹介 理科「ものの燃え方」

前の時間に「火のついたろうそくに 底のない集気びんをかぶせ

ふたをしたら消えた」という事実をもとにこの時間はスタートしました

理科では毎時間 前の時間を振り返ってからスタートしています

 

課題「ろうそくが燃えるときの空気の様子を調べよう」

前の時間に書かれたノートを振り返りながら

友達の意見と同じ考えをもった人を確認しました

「粘土を切り取り ふたをしないびんをかぶせたらろうそくの火はどうなるか」

この問いかけに各自が自分の予想をしてから実験に入りました

予想はほとんどの児童が「消える」でした

実験には ねんどを確認する人 線香のけむり担当など

グループ内で役割分担を決めて取り組みました

実験は椅子を入れて燃えるものをしまい 濡れぞうきんを用意してはじめます

どのグループも注意をよく聞いていたので スムーズに取り組めました

前日に指導者が行った「予備実験」から気づいたことを

テーブルを回りながら必要に応じて指導しましたが

子どもたちは互いに声を掛け合い 工夫して行っていたのが印象的です

すべての班が実験を終了したタイミングで各自のまとめと

全体でのシェアリングを行いました

「くうきがいれかわるので ろうそくの火は消えない」

子どもたちの中には「酸素」という言葉を知っているものもおり

次の実験にいく「必須アイテム」として紹介もしました