西小学校の様子をお知らせします

重陽の節句

 今日、9月9日は「重陽(ちょうよう)の節句」です。最近はあまりなじみのない節句ですが、旧暦を使用していた頃は五節句を締めくくる最後の行事として盛んに行われていたそうです。旧暦では、菊の花が盛りのころなので「菊の節句」とも呼ばれ、菊酒を飲んだり、栗ご飯を食べたりして無病息災や長寿を願ったそうです。季節の行事を大切にしてきた日本人の心が感じられますね。

 さて、今日の学校の様子はというと、分散授業を進めていた5年生ですが、さらに、広い場所に机を移動させ、全員での授業でも密を避けることにしました。かがやき広場を使っての子どもたちの感想は「めっちゃ、広い」とのことです。
 
分散授業の時は、担任のK先生と教務主任のT先生が授業を行います。
 

 4年生は、2つの教室を使っての分散授業がさらに進んでいます。理科の授業では、2つの教室をインターネット回線でつなぎ、自作の動画の教材を使って2教室同じ画面を見ながら学習をしていました。片方は担任のK先生、もうひとつの教室は少人数指導担当のO先生が子どもたちをサポートします。
 実験のところでは、画面をきりかえ、先生が実験の様子を撮影し、もうひとつの教室に映像を送っていました。話し合いの場面では、お互いの教室の様子が映し出され、教室は違っても意見を交流させていました。手探りではありますが、分散授業でも、子どもたちの学びが深まるよう工夫を続けています。