東っ子日誌

☆凡事徹底。昇降口が美しい!

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☆凡事徹底。昇降口が美しい!

 今朝8時の昇降口、下駄箱の姿です。

 靴が揃っていて、大変美しいですね。
 長野県にあるお寺の住職さん(藤本幸邦さん)が、こんな詩を詠んでいます。

 はきものを そろえると 心もそろう
 心がそろうと はきものもそろう
 ぬぐときに そろえておくと はくときに 心がみだれない
 だれかが みだしておいたら
 だまって そろえておいてあげましょう
 そうすればきっと 世界中の 人の心も そろうでしょう


 実は、この詩は本校の昇降口にも掲示してあります。昨年から掲示していたので、お気付きの保護者の方もいらっしゃったのではないでしょうか。

 臨時休校明け3週目に、「履物を揃える」ことが少し疎かになっている子がいました。担任の先生と一緒に、もう一度「履物を揃える」ことの意味を考えてみました。

 「履物を揃える」ということは、一つのことに集中すると同時に心を整えて次に向かうということにつながります。これは、他の多くのことにもつながります。学習も同じです。授業が始まる前に必要なものをしっかりと揃えておくことで、学習への心構えができて、学習にも身が入ります。「履物を揃える」ことができる人は、「自分の心を見つめることができる人」であり、また、「他の人がどのような気持ちになるかも考えられる人」です。そのような人は、「他の人が乱した履物でも、だまって揃えることができる人」でもあります。

 毎日、昇降口を通りかかったとき、下駄箱の靴のかかとが揃っていると、とてもうれしくなります。つい心の中で「東っ子、いいぞ。その調子、がんばれ!」と応援したくなります。


 凡事徹底。よく言われる言葉です。
 凡事徹底とは、「何でもない平凡なことをしっかりとやっていく」ということ。その積み重ねが大きな違いを生み出すという意味を含んでいます。
 家の玄関の靴を揃える、学校の下駄箱の靴を揃える・・・、実に平凡で誰にでもできる簡単なことです。簡単なことですが、あとはやるか、やらないか。たかが靴揃え、されど靴揃え・・・。しかし、実は大事なことだということですね。

 ※履物も心も揃った小見川東小学校に
していきたいです。