東っ子日誌

☆学校の再開を願って③

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  ☆学校の再開を願って③
       小見川東小学校長湯浅 範弘

 
新型コロナウィルス感染症拡大防止のための臨時休校、ならびに週1回の個別登校による学習指導について、ご理解、ご協力をいただき、誠にありがとうございます。
 さて、いよいよ6月から学校再開となります。約3か月という、本当に長い休校となりました。その間、これまでとは違う制約された生活の中で、子どもたちも相当に我慢を強いられてきたことと思います。子どもたちに「明るく前向きに・・・」と口で言うのは簡単ですが、この3か月の途中では、日々頑張ってはいても、なかなか出口の見えない状況にストレスがたまることもあったのではないでしょうか。大人の我々ですらそうです。子どもたちは、本当に様々なことによく耐え頑張ったと思います。学校の課題もよく頑張りました。そして、それを支えてくださった保護者の皆様に改めて感謝申し上げます。保護者の皆様も、当然多くのご苦労があったかと推察いたします。ありがとうございました。
 やっと、令和2年度がスタートできます。本校職員、万全を尽くして、6/1()の当日を迎えようと準備を整えております。どうぞ、あと1週間、各ご家庭におかれましても、心身の健康に十分に留意いただき、子どもたちが気持ちよく6/1()に登校できるようにお願いいたします。
 今週、5月最終週の登校日は、メール配信と配付文書にてお知らせしたとおり、
6月の学校再開に向けて、個別指導ではなく少人数指導に切り替え実施することにいたします。学校再開へ段階を踏んだ取組となりますので、どうか趣旨をご理解いただき、ご協力をよろしくお願いいたします。詳細は、配付文書にてご確認ください。
 
新型コロナウィルス感染症に関しては、首都圏においてもようやく緊急事態宣言が解除されそうです。しかし、油断はできません。巷ではそれに伴う緩みが心配され、他国の様子では、第2波、第3波の可能性もあるということが分かっています。したがって、すべての暮らしをもとに戻すのを急ぐことなく、これまでどおり予防対策を十分に行いつつ、段階を追って徐々に生活の幅を広げていくことが大事なようです。「新しい生活様式」という言葉も出ています。学校現場においても、しばらくは通常の学校生活は送れませんので、一つ一つのことに制約を設け、気を緩めることなく、子どもたちの健康、安全を第一に考えたものとし、慎重に学校生活をスタートさせたいと思います。学校生活のリズムを少しずつ取り戻し、少しずつ学習のペースも取り戻していけたらと考えております。今後も、保護者の皆様には何かとお願いすることも多々あるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
 最後に、日本全国、緊急事態宣言の中、このコロナとの闘いに日夜尽力された医療関係者の皆様をはじめ、自粛生活でコロナ収束の実現につながる取組をされていた、すべての方々に感謝の気持ちを表したいです。

 ※東っ子のみんな、6/1()笑顔で会いましょう、待っているよ!