日誌

仕事ってなんだ? キャリア教育講演会

 本日6時間目は職場体験学習報告会に引き続き,全校生徒を対象にキャリア教育講演会が開かれました。
 今回は栗源の沢地区にある『恋する豚研究所』から代表取締役の飯田大輔さんを講師に招き,演題:「仕事ってなんだ?」をもとにお話をお聞きしました。
 
 
 講師の飯田さんからは,紹介ビデオの視聴を通して,それにまつわるさまざまな仕事があることを教えていただきました。
 また美味しい食事を提供するために行っている企業努力について。たとえば「美味しい!」と伝えるために,主観ではなく客観的な「美味しさ」を追求してみる。そこには科学が必要となること。これからの私たちの生活の中で絶対なくならないもの,それは食料ケアエネルギー。実はこの3つを考えると,栗源はとても大きな可能性を秘めている。またAI時代になればなるほど言語力,英語の力が求められる。などなど,40分の飯田さんの講演はあっという間であり,もっともっと聞いてみたい!そんな時間を一緒に共有することができました。きっと3年生にとっては社会科の公民分野につながる話題だったでしょう。またいろいろな個性や特性,人とのかかわりあいという話題では,道徳または人権につながるものもありました。
 きっと共にこの時間を過ごした私たちが受け止めたものはさまざまだったと思います。その中でのキーワードの一つは「視野を広げる」「視点を変える」。このことで,自分たちが考えている世界は思っているより柔軟な多様性をもった世界へ変化していくのかもしれません。
 仕事ってなんだ? そんな問いかけをいただいた本日の講演は,自分って何だ?栗源ってなんだ? いろいろ考えるきっかけとなったと思います。 

<生徒の感想>
〇生きていく上で重要なこと
・個人を尊重
・常識を疑い常識縛られない
・AIよりも言語力
・グローバルを考え目の前の小さな実践をする
 話を聞いていてやっぱりこれからの時代は英語を話せるほうが有利だと思うので、もっと英語の勉強を頑張ろうと思いました。今までの講演会のなかで、一番わかりやすかったかなと思うい、聞いていて飽きなかったです。これから生きていくうえでそれを忘れないで生きていこうと思いました。恋する豚研究所にはまだ行ったことがないので行ってみたいと思いました。

〇仕事は、周りとの支えあいというのがわかりました。自分の行っていることを成功させるには、自分と違う能力を持っている人との協力をすることで初めて成功する。自分とは違うからといって排除しない、というのは大切だなと思いました。また生きていくうえで重要と思われることの中の「AIよりも言語力」というのがすごく心に残りました。AIのもとは「英語」プログラムは英語で行われているので、英語ができれば世界が変わるという言葉がすごく奥深く感じました。全体を通して、視野を広く持ち、人との関わりを大切にすることを学びました。

〇今日の講演会で一番印象に残ったことは、田舎だからといって商売繁盛しない理由にはならないということです。今までは田舎は人数が少ない=店に来る人が少ない、売り上げが伸びないという風に考えていました。ですが、『物の見方を変えれば、どうにでもなる』という言葉を聞いて考え方が変わりました。実際に恋する豚研究所さんの売り上げ等を聞いて、人数が少ないことも、理由にならない、自分が工夫すれば変わることもわかりました。
 これからは1つの考え方・視点だけではなく、いろんな見方で考えていきたいです。本日はお忙しい中ありがとうございました。