日誌

おてんとうさまが見ている

 「おてんとうさまがみているよ!」
 私の母が幼い頃,よく私に言っていた言葉です。「おてんとうさま」が何なのか,幼い私にはよくわかりませんでした。ですが,良きときも悪いときも,いつも自分を見ていてくれる存在がある,そのことだけは強い印象で覚えています。
 改めて「おてんとうさま」って何だったのでしょう?
今の私には,自分を映し出している鏡のように思うのです。自分を見つめるもう一人の「わたし」。母は,私に,自分の中にしっかりとしたもう一人の「自分」をつくって,自分自身を律し,支えること,そして母の「しっかりするんだよ!」という願いが込められていたのかもしれません。
 
 さて,そんなことを考えたのは,今週13日(木)に臨時に開いた全校集会からです。今年は9月21日(金)から30日(日)にかけて秋の交通安全運動が実施されます。その交通安全運動を控えて,全校集会では生徒の自転車の乗り方について再度見直すこと,そして交通ルールを守ってきちんと自転車に乗ることを話しました。また地域の方から御指摘いただいた自転車の乗り方の危険箇所について指導もしました。
 誰かがみているから守るのではなく,自分の命,みんなの命は大切だから,ルールやマナーを守る,そんな生徒を育てていきたいと思います。保護者,地域の皆様,本校の生徒の自転車等のルールやマナーで気になったことがあれば,ぜひ遠慮なく,その場で声をかけていただいたり,学校へ御連絡をしていただいたりして,学校・保護者・地域がつながって,子どもたちを育てていきたいと考えております。

 なお,学区の危険箇所については,入学前の体験入学,新入生保護者会,学級でも説明をしておりますが,再度指導の徹底をしていきたいと思います。
<危険箇所の一部 説明>
 
<写真上>
今回地域の方から,栗小前のT字路を一時停止をせず通行する生徒がいるとご指摘いただきました。職員も立って指導し,交通ルールを守らせるようにしていきます。

 
<写真上>
岩部駐在所T字路ならびに畔蒜モータース十字路 ここでもきちんとルールを守って自転車走行できていない生徒がいるとご指摘を受けました。しばらく下校時には職員が立って自転車の乗り方について指導をしていきます。

 
<写真左>                    
岩部駐在所裏~辻味庵への小道は狭く急なため両方向自転車での通学禁止となっています。
<写真右>
栗源小学校から大乗寺バス停への道路は,狭く見通しが悪く急坂のため,両方向とも自転車での通学禁止となっています。

 
<写真左>
栗源中東門から畔蒜商店への道は,急坂のため,下りの自転車通行は禁止となっています。
<写真右>
ゆうげん坂 急な坂道のため自転車の通行は禁止です。