日誌

文明のあかり

 お正月三が日の最終日です。明日から学校に生徒が戻ってきて部活動等の練習が始まります。
 初夢はいかがでしたか?本校の焼きいもキャラクターはみなさんの夢の中に舞い込んできましたでしょうか。 あのキャラクターが乗っていたさつまいもは、学校園で栽培していた紅はるか(蜜たっぷりのねっちょり系)。おめでたい紅(幸運)をはるか遠くからきっと運んできてくれたはずです。
 さて、栗源ふるさといも祭では、昨年に引き続き、本校ブースに絵を飾りました。中2男子の作品です。タイトルをつけるとしたら?と聞いてみると、「文明」とこたえてくれました。精密な絵に、本校の養護教諭が一緒に色鉛筆で色をつけました。


 収穫から、いもの洗浄、そして火入れ、焼き、そして大地の恵みをすべてのものがいただく喜び。その実りの幸せのサイクルが、まるで曼荼羅のように描かれています。バージニア・リー・バートンの『せいめいのれきし』を思い出させるかもしれません。
 栗源中の魅力は運動・部活動面だけにかぎらず、表現することの豊かさがあるのかもしれません。文明のあかりを桜ヶ丘から、ずっと灯し続けます。