日誌

標高25cm新山 出現!

 朝校舎点検で見回りをしていると、校庭に『新山』?!発見

 すかさず事務室からメジャーを持ち出し測定すると、なんと25cm!! そんな様子を事務室から校長先生をはじめ、出勤の先生方が様子をみていると、校長先生が「それもぐらが掘った山だよ」、それを聞いた職員が「どうしてもぐらはそんなことを?」とたずねると、「ミミズを食べるためにね!」と返ってきました。なるほど~と思いつつ、ではどうしてミミズを食べるのに山を作るのか?そんな「?」が頭に浮かんでいると、元気な声が。

 みなさん、本校では今日で平成30年最後の部活動。グラウンドではもぐらの盛り上げた山を横目に、ソフトテニス部男子がグラウンドを走り、部室棟では野球部が部室の大掃除。校門坂ではなんとブラスバンド部が坂道ダッシュ。体育館では凛と張りつめた空気の中で剣道部が練習をしていました。剣道部は先日の香取剣道大会で男子団体3位、個人男子で3位をとったばかりで練習にも身が入っていたかもしれませんね。
 
 
 
 ちなみに、もぐらがつくるあの山を調べてみると、『もぐら塚』と呼ぶようです。もぐらは「潜る」と似た響きのように、地中で生きる哺乳類。えさとなるミミズを探すために地中に長いトンネルを掘るようです。トンネルを掘れば、掘っただけの土が邪魔になる。だからいらなくなった土を地上に捨てるためにできあがったのが、あの山々。私たちが見えないところで生きているものがいる。「僕たち生きているよ!」と命のサインなんですね。子ども達が活動するグラウンド、そこでみつけたもぐら塚。生きとし生けるもの、その命を感じさせる栗源。「豊かだな」と感じます。これからあのモグラ塚を見ると、地中でトンネル作業が進行中なんだな、もぐらがおなかすかしているなと感じてしまいます。もぐらにとってもよい年を迎えるおせちづくりが行われているのかもしれませんね。 
 
 明日から学校は閉庁になり、部活動等も1月3日までお休みになります。どうぞよろしくお願いします。