日誌

トイレ磨き

 3階男子トイレに行くと1年生が、黙々と掃除をしていました。その姿は腰を下ろしてのブラシ磨き。当たり前のことなのかもしれません。ですが、「腰をおろす」というのは、『みがくぞ!』という気持ちが入っていると感じるのです。気持ちが、ブラシに伝わって、きれいになっていく。そんな清らかな気持ちにさせてくれました。
 大便器をのぞくと、今度は水垢で「汚れのリング」と化した場所を丁寧に削り取るように作業している生徒がいました。この二人ならきっと、これまでの汚れの積み重ねがあっとい間にきれいになるのではと思いました。そして、この「腰を下ろして」の取り組み方が、他の生徒にも広がってくれればと願うばかりです。