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令和4年度の研究
校内研究会・特別支援教育 R4.12.22
講師を招いて、特別支援教育の校内研究会をすぎのこ学級とひまわり学級で行いました。
【すぎのこ学級】生活単元学習「『ありがとう』をつたえよう」
紙すきではがきを作り、お世話になっている人に感謝を伝えるという活動に取り組みました。友達同士や教師と言葉を掛け合い、助け合ってはがき作りをしている姿が見られ、子どもたちは大きな達成感を味わえた授業でした。
【ひまわり学級】自立活動「わかりやすくつたえよう」
3ヒントクイズの問題を作成したり、発表・質問したりする過程で、上手にコミュニケーションをとれるよう、児童の実態に合わせた手立てを講じました。分かりやすく伝えるコツを意識しながらお互いにクイズを出し、答えることができました。
どちらの授業も児童の実態をしっかりと捉え、どのような活動が適切なのかが見極められた展開となりました。その結果、どの児童も「分かった・できた」という達成感を味わえた時間となり、日々の授業の積み重ね、児童との信頼関係がいかに大切かを考えさせられました。今後も、校内研修や校内研究会を継続し、特別支援教育について理解を深め、全ての教育活動に生かしていきます。
校内研究会・算数科 R4.11.9
講師を招いて、2年生と5年生が「読解力を育てる算数科指導 ~問題解決につながる数学的活動を通して~」という研究主題で、様々な手立てを講じて授業を行いました。
【2年生】かけ算
児童の興味・関心を引き出す導入で始まり、最後まで集中して取り組みました。問題文を読み、おはじきや図を使うことで、2×5と5×2の違いを捉えることができました。「一つ分の数」と「いくつ分」というかけ算で大事なところを、しっかり押さえられたようです。
【5年生】平均
平均を求める際に、「0」が入っている場合はどうすればよいかを考え、どの児童も正しく立式ができました。また、考えたことを伝えあうことを通して、考えを広げることができました。この平均の考えは、日常生活でも使う場面が出てきますので、大いに活用してほしいと思います。
研究計画(R4.10.6現在)
1 研究教科 算数科
2 研究主題 主体的に学習に取り組む態度を育む子どもの育成
~算数科における「読解力」の向上をめざして~
3 研究仮説
読み取ったことを理解し、表現することができるような活動を取り入れれば、基礎的な読解力が高まり、主体的に学習に取り組む児童が育つであろう。
4 研究内容
【算数科】
① 児童の実態調査と課題の分析 ・アンケートの編集 変容(成果と課題)
② 理論研究:読解力向上について
③ 授業研究(R4.11.9) ・授業による仮説の検証
④ 研究のまとめ ・授業実践のまとめ(成果と課題)
【国語科】
① 日常的な取り組み。
◎ 語彙力を身に付ける
○ 言葉の活用力を付ける ・音読 ・視写 ・聴写
○ 内容の理解に役立つ ・読書(読み聞かせ)・言い換え ・記録
【その他】
① 学習規律の確立
・ 全職員で、「授業の8つの約束」を共通理解するとともに、教室に掲示することで、常に確認することができるようにする。
② ドリルタイム
・ 清掃後の5分間、漢字、計算、視写を短時間で効率的に進め、習熟を図る。
③ 月例テスト
・ 児童の基礎学力の定着を図る。
・ 家庭学習の習慣を付ける。
5 研究計画
算数科理論研究、算数科授業研究 (7~11月)
特別支援学級授業研究会 すぎのこ学級、ひまわり学級(12月)
合同訪問・体育科 R4.6.29
今回の合同訪問は、令和元年度から研究を始めた体育科の研究発表です。この日に向けて、香取小職員と4年生は入念に準備を進めてきました。しかし、体育館は40度近い暑さになり、児童の健康を考えて予定していた授業展開を中止にすることが決まりました。当日は事前に撮影されていた授業の様子をもとに解説しながら参加者に観ていただきました。
授業者の江波戸先生から児童を育てるための手立てがいくつも紹介され、その成果と課題が説明されました。その後、参加者を3つのグループに分けて本校職員の説明を加えながら研究協議が行われました。
講師の先生からは、「今回のような授業を繰り返していけば、子どもたちは楽しく学び、喜びを味わえる」とのお言葉をいただき、2年半、全職員で研究してきた成果が表れた授業となりました。また、器械運動には補助を必要とする場合があります。補助の仕方も正しく行わなければ怪我につながることもあります。そこで、講師の先生より、児童が安心してできる補助の一例を教えていただきました。
これまでに研究してきたことを、これからも香取小の児童の教育に生かしていきます。
校内研究会・体育科 R4.6.24
講師を招いて、4年生が器械運動(跳び箱運動)の授業を行いました。
「学ぶ楽しさを味わい、主体的に学習に取り組むことができる」児童を育てるために、授業者の江波戸先生は次のような児童に対して様々な手立てを講じて授業を行いました。
①うまく跳べない児童に対して
手を置く位置がわかる目印 真っ直ぐ回れるようにするライン
②怖さを感じる児童に対して
柔らかい素材のソフト跳び箱 連結した跳び箱
③友達にアドバイスをすることができない児童に対して
技のポイント分かりやすく提示 友達との声の掛け合い、教え合い
4年生の児童たちは台上前転のポイントをよく理解しており、意欲的に教え合っていました。自分ができることはもちろん、友達の成功にも素直に喜べる雰囲気があり、まさに「学ぶ楽しさを味わい、主体的に学習に取り組む」児童が育っていることを実感しました。
研究計画(R4.5.31 現在)
1 研究主題
学ぶ楽しさを味わい、主体的に学び合う児童の育成
~器械運動の指導を通して~
2 研究仮説
器械運動において、学びに必要な指導の在り方を明確にすれば、児童が積極的に周囲と関わり合いながら、学ぶ楽しさを味わい、主体的に学習に取り組むことができるであろう。
3 研究内容
体育科 ① 児童の実態調査と課題の分析
② 授業研究(合同訪問)・授業による仮説の検証
③ 研究のまとめ ・授業実践のまとめ(成果と課題)
算数科 ① 児童の実態調査と課題の分析 ・アンケートの編集 変容(成果と課題)
② 理論研究 ・主題の分析 ・研究目標、研究仮設の設定
③ 授業研究 ・授業による仮説の検
④ 研究のまとめ ・授業実践のまとめ(成果と課題)
4 研究計画
〔前期〕 体育科授業研究会(合同訪問「4年」) (4~6月)
〔後期〕 算数科理論研究、算数科授業研究 (7~3月)
特別支援学級授業研究会 すぎのこ学級、ひまわり学級(12月)
※ その他 エピペン研修、心肺蘇生法研修、情報モラル教育研修 等
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
27   | 28 2 | 29 1 | 30   | 31   | 1 2 | 2   |
3   | 4   | 5 2 | 6 2 | 7   | 8 2 | 9 2 |
10 1 | 11 2 | 12   | 13 1 | 14   | 15 2 | 16   |
17 1 | 18 1 | 19   | 20   | 21 1 | 22 2 | 23   |
24   | 25 1 | 26 2 | 27 1 | 28   | 29 2 | 30   |