学校の様子

【 思いを一つに、感謝を伝えた日 】

 2/9(木)、社会科でお世話になった大槻先生が本校勤務の最終日を迎えました。私たち1年生は大槻先生の特別授業で「沖縄の悲惨な戦争」やBEGINの「島人ぬ宝」に込められた思いを学習し、まとめとして「新島の宝」の歌詞を作り、ふるさとの良さを確認しました。心ゆさぶられる授業からあっという間に月日が過ぎ、気付けばもうお別れの日となってしまいました。そこで美術の授業を活用し、ハート型の一言メッセージを一人一人が記入し感謝カードを作成しました。帰りの会で代表の今泉さんがお礼の言葉と共にカードを渡した後、大槻先生からの最後のお話がありました。「皆が思っているより、この新島はとても良い場所」「将来、ふるさとを離れる人もいると思うが、離れて初めてその良さが分かることもある」「ふるさとや仲間を大切にしてほしい」心なしか、大槻先生の声が震えているのを感じた人もいたようです。

皆さんのメッセージは文字がとても丁寧で、言葉を一生懸命考え、その活動の一つ一つに気持ちがとてもこもっていました!きっと、大槻先生の心に、皆さんの思いが届いたことでしょう。

 

 

 

 

 

 

また、今週の2/16(木)をもって、学習サポーターの増田先生も終了となりました。数学の授業では、皆さんの理解が進むようにと優しく丁寧にご指導くださいました。増田先生には「飛び出す感謝カード」を一人一人が制作し、渡すことができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 年度末を迎え、今までお世話になった3年生はもちろんのこと、様々な先生方とのお別れも近づいています。人生は一期一会。人の一生は振り返ると「長いようで短い」といいます。人として生きていく中で、立派な行動は様々ありますが、「真心で感謝を伝える」こともその一つではないでしょうか。皆さんの姿を見て「人生の中でより多くの人に、真心で感謝の思いを伝えたい」と感じる出来事でした。