自分がやるのと教えるのは違いますか?

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-小野満さん御夫婦は陶芸教室を開いており、恭子さんは栗中の2、3年生を対象にした 選択教科でも陶芸を教えて下さっています。-

俊彦さん
教えていていいなと思うのは、教えてた人たちが目標を持てるということと、教えた人が今度は他の人を教えることができることです。焼き物を通して、いろいろなことに興味を持って行くきっかけを教えられたら、その人のいろいろな考え方の幅が広がると思います。自分一人だけでやっていくという生き方もありますが、せっかく技術を持っているので、沢山の人に陶芸を拡げられればいいなと思って、20年近く教えています。

恭子さん
私の場合は、例えば自分が中学生に陶芸を教えている時、子ども達がいろいろな発想をします。それを見るのが面白くて教えていますし、私自身が勉強になります。1回作ると、作った人と作ったことがない人では、はっきり違いが出ます。1回でも作ると、陶芸の作品の見方が変わってくると思います。