陶芸家 加藤 財(たから)さんに会いました

 

 小野満先生の紹介で、陶芸家の加藤さんに取材することができました。森にすっぽり囲まれた中に暮らされており、ちょうどお伺いした時は、窯入れをされていました。取材には小野満恭子さんにも来ていただきました。恭子さんいわく、『窯入れを見られるなんてとても貴重よ。』とのことでした。学校で習っている陶芸の窯は、電気なので、火をつけての灯油の窯はまた違った印象でした。
  
ご自宅の庭先で  

 

 
 

加藤 財(たから)さん

なぜきゅうすとポットにこだわるんですか?

陶芸をやり始めたきっかけは何ですか?

陶芸の魅力は何ですか?

 取材を終えて
 加藤さんは私達にとてもわかりやすいようにと、言葉を選びながらていねいに話をして下さいました。取材の後半では、なかなか難しい内容になってきました。生活していく中で、仕事とはいったい何なんだろうか?また、将来の私達の取り囲む環境についてまでも話が進み、取材が1時間30分以上に及ぶものでした。
 その中で、加藤さんは自身が作られる、きゅうすやポットをあくまでも『商品・製品』とよび、作品とは言いません。岡本太郎さんの『座ることを拒否するいす。』を見て、自分は芸術作品を作るのではなく、生活に根ざしたものを作ろうとしたようです。この辺の話はとても難しかったです。見せていただいた商品の、きゅうすやポットは、とても形がすっきりしており、リスのような形のポットもありました。使うのがもったいないくらいの物ばかりでしたが、それではいけないんでしょうね。

 この取材の後、時間が1時30分を過ぎており、顧問の先生にお昼をおごっていただいてしまいましたm(__)m そこでまた新しい人のつながりが始まりました。
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