学校の様子

道徳の授業

 1時間目の道徳の授業では、各クラスとも著名人を取り上げた題材を扱っていました。
 1年生は、タレントの中川翔子さんの新聞の記事をもとに、いじめについて考えました。得意なことがなかった小学校時代に、絵を描くことを見出してくれた小学校の先生の話をもとに、考えを深めていきました。
  

 2年生は大谷翔平選手の高校時代に書いた目標達成シートをもとに、各自の目標について改めて考え直しました。大谷選手の高校1年生の時に書いた最大の目標が「ドラフト1位8球団」それを達成するために、8個の中目標、さらにそれを達成するための8個の小目標、をシートを使って考えていきました。なかなか大変な作業ですが、グループで話し合いながらシートの記入を進めていきました。
    

 3年生は、サッカーの高校選手権で実際に合った話で、「岡山県の決勝で誤審により全国大会出場が決まったチームのキャプテンが全国出場を辞退する」ということについて考えまし,た。キャプテンのとった行動は、「よい」か「よくない」か、で考えました。難しい判断で、生徒の意見も分かれました。そして、全員になぜそう思うのかを聞いた後、最終判断をしました。みんなの意見を聞いて、最初の意見から変わった人も見られました。道徳では、生徒一人一人がしっかりと課題に向き合い、教員や他の生徒との対話や討論なども行いつつ,内省し,熟慮し自らの考えを深めていくことが重要とされています。課題についてよく考えることができた授業でした。