日誌

2018年12月の記事一覧

落ち穂拾い、そして晩鐘

 校門坂をあがりきった正門脇に、もみじの木が一本あります。上半分が葉を落とし、あとわずか。陽を浴びて最後の輝きを見せています。ちょうど掃除をしているところを撮った写真です。外掃除の生徒が熱心に落ち葉を集めている姿を見て、ミレーの『落ち穂拾い』を思い出しました。
 
 
 そういえば、本校にはミレーのもうひとつの代表作『晩鐘』のレプリカが2階の階段踊り場に飾られています。心を落ちつかせ、内省する時間がそこにはあります。来週からのオープンスクールにお越しの際は、この名画をお探しください。

 今日は下校時に校庭に出てみると、息が白い!寒い中帰っていく子供たちを職員で見送りました。冬ですね。そして明日は小中合同リサイクル回収日。どうぞ御協力ください。学校でもダンボールや古紙を整理し明日搬出できるよう準備をしました!

冬のにおい、ストーブのにおい

 校舎の廊下を歩いていると、ストーブのにおい。「冬が来たなー」と五感で感じる冬の光景です。
 本校ではもちろん教室やコンピュータ室、理科室にはエアコンが設置されています。ですが、各学年の学習室(数学の少人数授業で使用)や図書室、音楽室や美術室にはエアコンがないため、ストーブをこれからの時期に使っていきます。寒い外から室内に入ると、あのストーブの火の光が、体をぽかぽかにしてくれる、そんな感覚になります。
 さて、冬到来といえば、持久走。保健体育の授業では、全学年で持久走が始まっています。ちなみに今日は小学校でマラソン大会が行われており、1年生は、なつかしそうに小学生が走る姿を学校の窓から見ていました。
 
1年生の保健体育 持久走
 
桜の紅葉はもうおわり。 あと1,2葉だけの真っ赤な葉 冬空にひときわ目立つ枯葉。

12月の桜ヶ丘


 
 12月に入りました。天候が不順で、寒くなったり、暑くなったりとして、体の調子を崩しやすくなっています。みなさん、お元気ですか?
 今月の桜ヶ丘は、いつもと装いが変わってバックが赤。不思議ですね。いつもの水色の用紙をバッグで飾ってみたら、なんだか寒々しく、おさまりが悪く感じたのです。こうすると、白が鮮やかに浮き出て、飾りも華やかに見えてしまいます。目の錯覚と言われてしまえば、みもふたもないのですが、人間はそんな微妙な感覚のところで生きているのかもしれません。

 さて、12月といえば、ポインセチア。花言葉は、「祝福」「私は熱く燃えている」 師走の忙しさで、つい心を失いがち。どうかみなさんにとって、平成30年の最後の1ヶ月が祝福されるものであり、熱き思いで、新年を迎える準備となる月でありますように!