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【HPリレーNo1】この夏、一冊の本との出会いを!(校長より)

夏休み中、本校の職員からリレー形式で生徒へメッセージ等をお伝えします。

 

【栗源中生徒の皆さんへ】

今日から夏休みが始まります。

みなさんは、この夏をどのように過ごそうと考えていますか。

私は中学校2年生の夏休みに、初めて自分で一冊の小説を選んで読みました。その本は、ヘミングウェイの『老人と海』です。

本屋でその本に出逢ったとき、「なんだかかっこいい本だな」「題名に海が入っていていいな」と思い、手に取りました。当時の私は読書が特に好きだったわけではありません。しかし、自分で選んだ本を最後まで読み切るという、新しいことへの挑戦をしました。

『老人と海』の主人公は、困難にあきらめず挑戦し続けます。その姿から私は、「結果だけでなく、挑戦することそのものに価値がある」ということを学びました。『老人と海』を読んで、中学2年生の私は「自分もいろいろなことに挑戦してみよう」「困難なことがあっても頑張ってみよう」という気持ちになりました。

それ以来、私は人生の節目節目で『老人と海』を読み返しています。夢に向かって努力している時、高校に入学したとき、教員になったとき、新しい学校に赴任したとき、難しい仕事に挑戦するとき、迷いや不安を感じるときなど、そのたびにページを開き、主人公の生き方から勇気をもらっています。そして、「もう一度頑張ろう」という気持ちになるのです。

一冊の本との出会いが、その後の人生に大きな影響を与えることがあります。

夏休みは、普段なかなかできない読書にじっくり取り組める絶好の機会です。小説でも、歴史でも、科学でも、スポーツでもかまいません。ぜひ自分で選んだ一冊を手に取り、新しい世界に出会ってほしいと思います。

この夏、みなさんにも心に残る一冊との出逢いがあることを願っています。そして、たくさんの経験を積み、一回り成長した笑顔の皆さんと9月1日に会えることを楽しみにしています。

健康と安全に気を付けて、充実した夏休みを過ごしてください。

次は教頭先生です!

 

 校長より