日誌

香取中日誌

薬物乱用防止教室

 2月16日(金)5,6時間目に、1,2年生を対象にした『薬物乱用防止教室』を体育館で実施しました。この会には学校評議員の皆様にも本校の教育活動の一端を紹介する形でご覧いただきました。

 さて、今回は横浜税関千葉税関支署総務課及び東京税関麻薬探知犬訓練センター室から4名の職員の方と麻薬探知犬をお迎えして、不正薬物の恐ろしさ、税関の役割、麻薬探知犬の仕事についてお話しをお伺いしました。まずは税関の仕事について動画を視聴、次にスライドを使った不正薬物の恐ろしさの説明。実際に覚醒剤等の注射痕の画像が紹介されると、そのおびただしい注射痕に目を背けたくなるほどの衝撃を受け、精神・身体に及ぼす影響の恐ろしさを学びました。また、税関職員として働くことのやりがいや不正薬物の摘発などの仕事内容をお聞きし、税関が果たす役割の重要さを知ることができました。そして、麻薬探知犬について知る場面では、本校生徒6名がデモンストレーション旅客役として参加。ハンドラーの方と一緒にラブラドールレッドリバーの探知犬が会場に登場すると歓声が沸き、麻薬の匂いを忍ばせた袋を生徒の一人がもつとすぐ反応。座ってハンドラーに麻薬物を発見したことを告げました。その仕事ぶりには会場の誰もが感心してしまいました。その後、税関の方との質疑応答。税関職員を目指すにはどうしたらよいか。収入はどのくらいになるのか。麻薬探知犬の訓練期間はどのくらいかかるのか。違法薬物等について会場から質問が出て、税関職員の方から丁寧にお答えいただきました。最後に2年生代表生徒がお礼の言葉を述べ、全員であいさつをして薬物乱用防止教室を閉じました。不正薬物への正しい知識とその恐ろしさ、麻薬探知犬、税関の仕事について知る貴重な機会となりました。この場を借りて税関職員のみなさまにお礼申しあげます。ありがとうございました。

 ※税関に関するホームページはこちら https://www.customs.go.jp/index.htm



第2回学校評議員会

 2月16日(金)昨日の春一番の嵐と打って変わって、今日は風がつめたく感じる天気。この繰り返しで春がやってくるのでしょうか。

 今日は午後から第2回学校評議員会を開催しました。今年度の総括として本校の令和5年度の学校経営について、学校評価アンケートの分析を加えて評議員のみなさまに説明し、その後ご意見をいただきました。本校としては学校評価アンケート等より今年度の課題として、①学力向上、②人とのかかわりあい、③部活動、④健康管理 以上4点を考えています。じっくり考え答えを出すといったプロセスを大事にした授業づくり、適切なSNSとのかかわり方、子ども達の実態と地域移行を見据えた部活動のあり方、良質な睡眠を心がける健康管理。いただきました貴重なご意見をもとに、年度の締めくくりを行い、次年度に生かしていけるようにしたいと思います。ありがとうございました。

 

春一番?

 2月15日(木)今日は春一番でしょうか。気温が20度まであがり、春風が吹き荒れました。花粉症の方は、体調いかがですか。マスクを上手に使いながら自身の健康管理に気をつけてください。

 さて、今日の香取中。2月も折り返し地点。そして公立高校入試もいよいよ来週の火曜日、水曜日に迫ってきました。3年生は午後の2時間を使って、面接や作文の練習など、一人一人の進路に合わせて準備を進めました。面接練習には学年の先生方以外にも面接官となり練習のサポートをしました。ほどよい緊張感は脳を活性化し、集中力、思考力を高めるばかりか、パフォーマンスにも効果があるそうです。緊張感を味方にして、乗り越えていけたらいいですね。一方、1,2年生は3年生を送る会に向けて順調に練習が進んでいます。お楽しみに。

 

センべノー!(Сайн байна уу) モンゴルの風

 2月14日(水)今日の給食は、給食センター初の試み!「世界を味わおう献立 モンゴル編」です。モンゴルは乾燥した大地が広がる遊牧民が多い国。社会科の地理分野で学んだでしょうか。相撲の世界にも多くのモンゴルの力士が活躍しています。料理の特徴としては、保存ができるじゃが芋や肉、乳製品が多く使われます。今回給食に登場した『ホーショール』は肉を小麦でつくった皮に包んで揚げた料理。『ノゴートイシュル』はラム肉(ひつじ)を使った野菜スープです。『ニースレスサラダ』はハム入りポテトサラダ。今回給食で初めて登場する『ラム肉』を含め、モンゴル料理の特徴がつまった献立を味わいました。新しい味を知るということは、食の豊かさにつながります。ぜひ、給食をとおして、モンゴルの風を感じてくれたらうれしいです。

 さて、図書室でモンゴルの関連本を調べてみると、蒙古襲来、チンギスハンに関連した歴史書などがありました。小学校では『スーホの白い馬』などモンゴルにちなんだ絵本などがあったでしょうか。ちなみにモンゴルの公用語は「モンゴル語」。モンゴル語は実は日本語と同じ語順や文のつくり(膠着語)なので、そのまま、日本語の語順を当てはめることができます。英語や中国語より、モンゴル語の方が日本語に近い感覚です。知的好奇心がうずうずしてきそうですね。モンゴルを知る扉はいろいろあります。そして、今のモンゴルについて知る目を、給食をきっかけに持ってくれたらうれしいです。 

 ※センベノー(サンバエノー)はモンゴル語で「こんにちは」

校庭の安全確認、安全対策

 本校では、校庭の植栽の剪定作業と合わせて、グラウンドの安全点検を改めて行いました。グラウンド入り口にある鉄棒において、地面に隠れている根元部分や表面に一部腐食が見られたため、安全を最優先に撤去することとしました。また、撤去跡でけがをしないよう砂利で埋めるなど安全対策も施しました。これまで陸上競技部がトレーニングの一環として鉄棒を利用してきましたが、器具の腐食による事故はありませんでした。旧佐原4中時代から使われてきた鉄棒。多くの生徒のトレーニング相手になってくれた鉄棒に感謝し、その安全を最優先に考え撤去しましたことにご理解いただきますようお願いします。

 さて、作業をしていただいた業者の方は、香取中開校当時を知る元PTA会長の方です。作業の合間に、本校の植栽についてもお聞きしました。山の木や、珍しい沖縄の樹木など、開校当時の願いが込められた植栽だということを知ることができました。また、本校は旧佐原二中と旧佐原4中を統合してできた中学校です。統合前の当時の中学校は、バスケや陸上、体操など部活動が盛んで、多くの県大会出場選手を生んだり、駅が目の前という利便性から大会の会場校でもあったりしたことを知るきっかけとなりました。その歴史を大切に来年度20周年を迎えたいと思います。